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コエンザイムQ10の効果・効能
【コエンザイムQ10とは?】
コエンザイムQ10は、体内で自然に生成される物質です。
ミトコンドリアと呼ばれる細胞内のエネルギー生産工場で、電子伝達系の働きを助けて、細胞のエネルギー産生に欠かせない役割を担っています。
コエンザイムQ10は、心臓、肝臓、腎臓、膵臓などの臓器に多く存在しますが、年齢とともに減少していきます。
そのため、摂取することで加齢に伴うエネルギー不足や、心臓病、高血圧など生活習慣病の
予防・改善に役立つのではないかと注目されています。
また、コエンザイムQ10は還元型コエンザイムQ10と酸化型コエンザイムQ10の2種類があり、
還元型コエンザイムQ10は、体内への吸収率が高いといわれています。
【コエンザイムQ10の働き】
コエンザイムQ10の効能には、大きく分けて以下の3つがあります。
①エネルギー産生
細胞のエネルギー産生に欠かせない役割を担っており、疲労回復や運動能力の向上が期待できます。
②抗酸化作用
強い抗酸化作用を持つことから、生活習慣病や老化の予防に役立つと期待されています。
活性酸素は、細胞のDNAやタンパク質を傷つけることで、さまざまな病気を引き起こす
原因となる物質です。
コエンザイムQ10は、活性酸素を除去することによって、細胞の酸化ダメージを防ぐ働きがあります。
③免疫力向上
免疫細胞の働きを活性化して、免疫力を向上させる働きがあるとも考えられています。
免疫力は、病気や感染症から体を守るために重要な役割を担っています。
コエンザイムQ10を摂取することで、風邪やインフルエンザなどの感染症の予防にも役立つ可能性があります。
【コエンザイムQ10を含む食品】
コエンザイムQ10を多く含む食品には、以下のようなものがあります。
●青魚
イワシ、サバ、サンマ、ブリ、マグロなど
●肉類
牛肉、豚肉、鶏肉など
●大豆製品
納豆、豆腐、油揚げ、枝豆など
●ナッツ類
くるみ、アーモンド、ピーナッツなど
●緑黄色野菜
ブロッコリー、ほうれん草、ケール、アスパラガスなど
これらの食品を積極的に摂取することで、コエンザイムQ10を効率的に補うことができます。
【コエンザイムQ10の摂取の注意点】
コエンザイムQ10の摂取には、以下の注意点があります。
•サプリメントを摂取する場合は、1日の摂取目安量(100mgから300mg)を守る
•妊娠中や授乳中の方は、医師に相談してから摂取する
•持病がある方は、医師に相談してから摂取する
注意点を守って日々の生活に取り入れてみてください。
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