いい香りのアロマで夏も疲れしらず! おすすめの香り・使い方のご紹介

暑い日々が続くとぐったりとした疲れが溜まってきませんか?夏バテ、虫刺され、日焼け、汗の臭いなど夏特有の悩みはつきませんよね。そこで今回はアロマを上手に活用し、いい香りに癒されながら快適な夏の生活を過ごすためのおすすめの香りや、使い方をご紹介いたします。

2018年08月27日更新

アロマ

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[1]アロマで夏の5大お悩みを解消! 代表的なアロマオイル

夏バテ、湿気・虫、日焼け、汗、睡眠といった夏ならではのお悩みを解消する、効果的なアロマの代表的な香りをご紹介します。

【夏の疲れ】にはペパーミント

夏における最大のお悩みともいえるのが「疲れ」、夏バテですよね。暑い空気の中を少し歩いただけでもぐったりしがちですし、食欲が減ってしまうこともあります。

対策としてエアコンや扇風機に頼るのはもちろんですが、さらなる癒しやリラックス効果を求めるなら、やはりアロマがおすすめです。そのなかでも夏バテ対策にぴったりの精油がペパーミントです。

ペパーミントは、香りを嗅ぐだけで体感温度を下げる効果があるといわれています。これは実際に体温が下がっているのではなく、ペパーミントの主成分であるメントールが冷感受容体を刺激し、脳に冷たいという錯覚を起こしているからなのです。


そのためペパーミントによって、私たちは実際には体を冷やさずに涼しい気分を感じることができ、また同時に脳の神経も刺激されることによって、集中力を高める効果も得られます。

加えてペパーミントティーを飲むことで、消化器官を正常に整える効果があるため、食欲不振や食べ過ぎによる消化不良の解消の効果もあります。

【除湿・除菌】にはレモン、ユーカリ

部屋に入った瞬間のムワっとした空気、どこからきたかわからない虫の発生…とたんに憂鬱な気分になってしまいませんか?実はその原因は、日差しによる室内気温の高さに加えて、「観葉植物」「洗濯物の部屋干し」「風呂場やキッチン」から排出される湿気も大きく関係しているのです。

そんな部屋の除湿・除湿対策におすすめなのがレモンユーカリで作るアロマスプレーです。


作り方はとても簡単で、スプレーボトルに無水エタノール5mlにレモンとユーカリをブレンドした精油を10ml加えるだけです。これをお部屋全体に吹きかけることで、爽快感のあるすっきりとした空気が広がります。

また、夏の悩みのひとつでもある虫問題。昆虫忌避作用のあるレモンユーカリやシトロネラがあります。これらの精油をお部屋に漂わせたり、虫除けスプレーを作ってお出かけするのもオススメです。

市販の虫除け商品は化学物質を多く含んでいるため、身体にも環境にも優しく働きかけてくれる天然の虫除けアイテムをぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

【日焼け】にはラベンダー

せっかくの夏。季節ならではの海やフェスといったアウトドアイベントも存分に楽しみたいですよね。しかしその後に気になるのが日焼けによる肌荒れです。赤くなってヒリヒリ痛んだり、かゆみを感じた経験は誰しもあるはず…。そんなときにも、アロマを使った肌ケアを行いましょう。

おすすめなのは、真正ラベンダーの精油です。アロマのなかでも万能性が高く、最も人気の高い真正ラベンダーには、抗炎症作用と皮膚組織再生の作用が含まれており、日焼け後のかるい火傷状態になっている肌の痛みを和らげる効果があります。

それでは真正ラベンダーを用いた日焼け肌のお手入れ方法をご紹介します。

  1. 洗面器に冷たい水を入れます。
  2. そこにラベンダーの精油3〜4滴を加え、よく混ぜます。
  3. タオルを浸し、染み込ませた後によく絞ります。
  4. 日焼けで火照った肌にタオルをやさしくあてます。

この簡単なケアを行うだけでも、日焼け後の炎症の悪化を防ぎ、肌トラブルを抑制することにつながります。夏のイベントを思いっきり楽しんだ後は、ラベンダーの肌ケアをし、癒しの香りでゆっくり寛ぐ時間を過ごしましょう。

【汗の臭い】には ローズマリー

夏はじっとしているだけでも汗をかくものです。スポーツ後はもちろん、人によっては少し歩いただけでも汗がでるため、電車や人混みのなかで自分が臭っていないか不安に思う方も多いはずです。

汗は、かいた後すぐにふき取ったり、日頃から適度な運動を心がけて代謝が良くすることで臭いづらくなるものです。しかしそれでも「気になる」「運動する時間がない」という方でもアロマを使えば体臭を予防することができます。

ストレスになりがちな汗の臭いを解消し、心身ともにリラックス効果をもたらすのがハーブ系の精油です。とりわけローズマリーの葉には、消臭・殺菌作用があり、汗のかいた後に繁殖する菌の増殖を抑制する働きがあります。また血液循環を促進する作用もあり、エアコンの効いた室内や発汗後の体の冷えにも効果を発揮します。


有効な使い方としては、入浴後にローズマリーの精油をマッサージオイルとして、お腹の上部のみぞおち辺りや足の裏に揉み込んで浸透させます。これにより血行が促進され、体のむくみが取れると同時に、体臭予防にも役立ちます。

【快眠】にはイランイラン

夏は暑さのあまりなかなか寝つけず、夜中に目が覚めてしまうこともありますよね。目覚めの良い十分な睡眠をとることは、翌日の仕事のパフォーマンスや待ちに待った休日を存分に楽しむための最重要ポイントとも言えます。

夏場の快適な睡眠に向けておすすめなのが、イランイランの香りです。イランイランは、フィリピン語の一つタガログ語で「花の中の花」という意味をもち、熱帯雨林に多く生息する植物です。

南国らしい甘くエキゾチックな香りは、世界三大美女に挙げられる楊貴妃とクレオパトラも愛用した媚薬として知られています。

その媚薬といわれる正体はイランイランの主成分でもある「酢酸ベンジル」。雄蜂を誘引するために使われる化合物の一つであり、シャネルの香水や化粧品にも使われており、これによりイランイランはうっとりとしたリラックスムードになれる香りを放つのです。

イランイランで快眠効果を得るには、就寝30分前からディフューザーを使ってもくもくと香りを部屋中に広げるのがおすすめです。人によってイランイランは「香りがキツい」と感じる場合もあるため、最初は少量から始めてみましょう。


そこからしだいに香りを広げることで、徐々に体が睡眠モードに入り、リラックスした状態で深い眠りに入れます。またディフューザーを持っていない方には、寝る前に枕の端に一滴垂らすだけでも効果がありますよ。

イランイラン以外にも真正ラベンダーやオレンジ、スイートマジョラム、サンダルウッドなどもおすすめです。みなさんが心地よいと思う香りをぜひ選んでみてください。

[2]夏アロマの効果的な楽しみ方

【テーマ別】アロマブレンドで自分だけの夏の香りを

すでにブレンドされたアロマをお店で買うのもいいですが、今夏はお気に入りのアロマを組み合わせて、オリジナルの香りを作ってみてはいかがでしょう?単体のアロマを買うことで、何通りもの香りの組み合わせができ、新たなアロマの発見をする楽しみがありますよ。

ここでは、初心者の方にも簡単につくれるブレンドレシピをご紹介します。香りの割合はあくまでも目安ですので、好みに合わせてアレンジをしてみてくださいね。

◆心地よく眠りにつきたい、リラックスモードあなたは…

真正ラベンダー×スウィートオレンジ

ラベンダーのほんのり甘いフローラルな香りに、シトラス系の瑞々しいスウィートオレンジをプラス。ともに緊張を和らげ生体リズムを整える作用があるため、就寝前のネガティブな気分を沈めリラックスした睡眠モードへ導いてくれます。またラベンダーには肌の新陳代謝を高める機能もあるため、就寝前にマッサージオイルとして肌につけることで美肌効果も期待できます。

割合は、2(真正ラベンダー):1(スウィートオレンジ)がおすすめです。

◆今日は大事な日!シャキッとしたいあなたは…

ローズマリー×レモン

中枢神経を刺激し活力をもたらすローズマリーに、スッキリとした香りで気分を前向きにするレモンをブレンドしてみましょう。子どもから大人まで親しみやすい香りであるレモンとローズマリーは、寝室だけでなく家族の集まるリビングや玄関先で香らせても効果的です。また、ハンカチにもアロマを染み込ませれば、オフィスや学校といった外出先でも香りでシャキッと集中力を高めることができます。

割合は、2(ローズマリーシネオール):1(レモン)がおすすめです。

◆皆と楽しい時間を過ごしたい、パーティー気分のあなたは…

ローズ×マンダリン

例えばホームパーティーで友人や同僚、親戚におもてなしをするときには、部屋のインテリアや料理にこだわるだけではなく、香りからも上品でリラックスできる空間を演出してみましょう。そのとき大切なのは、お料理の香りを邪魔せず、誰からも好感をもてやすい香りを選択することです。

はっきりとした香りではなく、ほのかでさりげない香りがおすすめです。そのなかでもマンダリンはスウィートオレンジと同じ柑橘系の中でも、とりわけ優しく万人受けしやすい香りです。それにローズの程よいフェミニンな甘さを組み合わせることで、パーティーがより華やかなムードになります。

割合は、3(ローズ):2(マンダリン)がおすすめです。

【アロマバス】お風呂で特別なリラックスタイム

暑さを乗り切った1日の終わりに、ゆったりとしたバスタイムは自分への最高のご褒美です。お気に入りのアロマの香りで溜まった疲れを癒しましょう。

ここで注意しておきたいのは、エッセンシャルオイルをそのまま湯船に浸すのはNGということです。というのも、オイルはお湯に直接つけても混ざることなく、分解してしまいます。そして精油(エッセンシャルオイル)は植物成分を高濃度で抽出したものであり、原液のままでは皮膚への刺激が強く、肌トラブルを引き起こす可能性があるのです。

例外として、ラベンダーとティートリーは肌へつけても比較的安全なのですが、柑橘系やスパイス系のアロマはとりわけ刺激が強いため、注意しなくてはなりません。

今回はお風呂で肌を守りながらアロマを楽しめる「アロマバス」の作り方をご紹介します。

アロマバスの作り方

  1. エッセンシャルオイル、キャリアオイル(植物油)、容器を用意します。
  2. 容器にエッセンシャルオイル2〜5滴、キャリアオイルを小さじ一杯分(5ml)を加えよく混ぜます。
  3. 適量を湯船に入れます。

多めに作った場合は容器を密閉し、直射日光の当たらない涼しい場所で保管すれば、半年ほどは使用できます。またエッセンシャルオイルの量は、柑橘系やスパイス系は少なめにフローラル系は4〜5滴と系統によって調節しましょう。

[3]アロマの香りで暑い時期も楽しもう!

夏はわくわくするイベントが盛りだくさんですね!暑いからといって1日中ぐったり家の中でだらだらしていてはもったいないです。1日の始まりから終わりまでアロマの心地よい香りでエネルギーを補給し、アクティブにこの季節を楽しんでいきましょう。

☆アロマセラピスト菊池より一言☆
暑い日が続くと、それだけでヤル気や集中力が低下してしまいますよね…。
香りをちょっと取り入れるだけで、気持ちを切り替える事ができるのもアロマの魅力です。
肌が敏感で赤くなりやすい私は、夏になると真正ラベンダーとカモミールローマンの化粧水スプレーをいつもバックに入れて、紫外線を浴びたときはいつでもスプレーできるようにしています。香りを吸い込む事で気持ちも穏やかになるので一石二鳥ですよ♪
せっかくなら、暑い夏もアロマと一緒におもいっきり楽しみましょう!

※アロマオイル(精油/エッセンシャルオイル)を使う際の注意点
アロマオイルは医薬品ではないため、「治療」できるものではありません。ここに掲載されている内容は精油の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。予めご了承ください。症状がひどい場合は医療機関を受診することをおすすめいたします。実際にアロマの香りに癒されるという方はたくさんいます。自分の体の状態や気分に合わせて上手に取り入れてくださいね。

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