今年は全国で開催!香りの祭典「サロン ド パルファン 2020」レポ

2013年から毎年開催されている香りの祭典「サロン ド パルファン」。今年はコロナウィルスの影響で開催が危ぶまれていましたが、規模を小さくしながらも無事催されたことは、香水好きの身としてもうれしいものでした。そんな異例の状況下ではありましたが、私は伊勢丹新宿店で香りのカウンセリングを受ける機会が2回ありましたので、今回はその体験談を中心にお届けいたします♪

2020年11月19日更新

香水/フレグランス

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[1]「サロン ド パルファン2020」の傾向と特徴

これまでの「サロン ド パルファン」は、新宿伊勢丹本館の上階にある催し物会場で開催されていましたが、今年は1階のフレグランス売り場のみでの開催でした。

これは密を避けるためだと思いますが、ブランドのショップ以外にもフロア中心のステージで香りのカウンセリングが行われたり、ブランドによっては特設ブースが設けられたりと、限られたスペースではあっても工夫がされていました。

ただ、ブランドごとのカウンターは入場制限があり、香りを試すまでに時間がかかるところも多くて嗅ぐのを諦めざるをえないこともあり、直接スタッフのお話を聞ける機会が例年より少なかったのが残念でした。

またこれまでだと、日本未発売の海外ブランドの紹介や調香師を招いてのセミナーやトークショーなどあったのが、今年は伊勢丹で普段取り扱っているブランドがメインで海外からの関係者の来日もなく、その点では華やかさには欠けるかなといった印象でした。

しかし、今年は新宿の伊勢丹だけでなく、全国の三越伊勢丹グループ百貨店で「サロン ド パルファン」が巡回開催されるという利点もあります。

新宿伊勢丹ではもう終了していますが、これから各地でも開催される予定ですので、首都圏以外にお住まいの方でも少しだけ「サロン ド パルファン」を実体験できるのではないでしょうか。

[2]今年は2つのフレグランスカウンセリングを体験してきました!

そんなわけで今回は催されるイベントが大変少なかったのですが、試しに事前に電話で問い合わせたところ、まだ「ブルーベル・ジャパン」のフレグランスカウンセリングは受け付けていましたので、初日にそのカウンセリングを受けてきました。

また、昨年受けた『GUERLAIN(ゲラン)』のパーソナルフレグランスコンサルテーションも、わざわざショップの方から「今年も開催するのでまたお受けになりませんか?」とお電話をいただき、別の日に受けることができました。

コロナウィルスの影響で「サロン ド パルファン」そのものの規模は小さくなってしまいましたが、地方からの参加者が少なかった分、普段はいっぱいになってしまう枠が、どちらもわりと余裕があったのかもしれません。

おかげで、2つの違った側面から香りのカウンセリングを受けられることとなり、当日を楽しみに待つことができました。

[3]「 ブルーベル・ジャパン」のフレグランスカウンセリング

最初に参加したのは、「ブルーベル・ジャパン」のフレグランスカウンセリング

「ブルーベル・ジャパン」は香水の輸入販売を行う企業で、『GUCCI(グッチ)』や『Calvin Klein (カルバン・クライン)』といったファッションブランドの香水から、『L’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン・パフューム)』や『PENHALIGON’S(ペンハリガン)』、『GOUTAL(グタール)』といったメゾンフレグランスまで、国内で人気の香水ブランドを幅広く取り扱っています。

今回のカウンセリングは、「ブルーベル・ジャパン」が取り扱うフレグランスブランドの中からおすすめの香りを紹介してくれる、およそ30分のカウンセリングでした。

担当してくれるのは“パルファム・ソムリエール”と呼ばれるブルーベル・ジャパン専属の香水スペシャリスト。

実はこの「ブルーベル・ジャパン」のフレグランスカウンセリングは過去にも受けていて、これがおそらく3回目。

ただ、年齢に伴って好みは変わってきますし、日本で扱われるブランドも変わっていきます。そして今回は、iPadを使ってのデジタルカウンセリングということで、一体どのブランドのどんな香りが私にチョイスされるのか楽しみでした。

当日は「ザ・ステージ」と呼ばれる1階フロア中心にある特設会場でカウンセリングを受けました。

普段だとカウンターに座ってゆっくりできるのですが、なにぶん今回は長時間の密を避ける関係上、お互い立ったままのマスク姿、おまけにアクリル板越しでのカウンセリングです。

まずは普段好きなブランドや製品、どんなシーンで使いたいか、今はどんな香りが欲しいか、などのヒアリングをされ、その後はiPad上で、今の気分にマッチする画像をいくつかの選択肢の中から選んでいく形でした。

私はオリエンタルな香りやスパイシーな香りが好みですが、今はもう少し意外性のあるフェミニンな香りにも興味があるということを伝えておきました。

iPadにあった選択肢は、好きな色、旅先、飲食物、インテリア、ファッション、休日の過ごし方など。

色はパープル、食べ物はスイーツ、ドリンクは紅茶、行きたい旅先は山の見えるところ・・・などなど、自由に今の感覚で画像を選んでいきました。

こうして私オリジナルの画像が完成!

その出来上がった画像を見て、パルファム・ソムリエールの方が考えた結果、ブースの下からフレグランスが取り出されました。

最初に紹介されたのは、『PARLE MOI DE PARFUM(パルル・モア・ドゥ・パルファム)』の「ギモーヴ・ドゥ・ノエル」

“ギモーヴ”ってマシュマロみたいなお洒落でふわふわなお菓子のことですよね!“クリスマスのギモーヴ”という意味の香水ですが、そんな名前を聞いただけでワクワクと楽しい気分になれます♪

去年の「サロン ド パルファン」でもこのブランドの香りは出ていたのですが、混んでいてあまりちゃんとは試せず…というわけで、今回紹介してもらった「ギモーヴ・ドゥ・ノエル」は初めて嗅ぎました!

オレンジフラワーの香りがほどよく爽やかで、そこにバニラっぽい甘さも加わり、ほっこりにっこりしてしまうようなとにかく優しい香り

あったかい毛布にくるまれた安心感とでも言いましょうか。どちらかというと、家で寛ぐ時間にこれをつけて癒されたいと思いました。

2つ目に紹介されたのは、『L’ARTISAN PARFUMEUR(ラルチザン・パフューム)』の「メシャン・ルー」

ラルチザンの香りは一時期すごくハマってたこともあって色々持っているのですが、「メシャン・ルー」はメンズ感が強い印象で、これまたあまりちゃんと嗅いだことがないものでした。

和名では「いじわるオオカミ」という名前がついたこの香り、スパイシーさ蜂蜜の甘さとがかわるがわる登場して、ちょっと個性的。

なんというか…ひと言で言うなら、ツンデレな香り?!一筋縄ではいかない感じは、かなり好みです!

パルファム・ソムリエールの方からは、トレンチコートなどに合わせると良さそうと言われました。

そして最後に出されたのが、『GOUTAL(グタール)』の「トゥニュ・ドゥ・ソワレ」でした。

これは、前出の香りたちに比べると華やかで主張が強く、一番ヨーロッパを連想させるくっきりとした鮮やかさがある香り

嗅いだ瞬間思ったことは、「これをつけてミラノのスカラ座とかでオペラを観たい!」

ヨーロッパが好きで、行くと最近は現地のクラシックコンサートなどにも足を運んでいるので、その華やかな印象がとっさに浮かんだのかもしれません。

でもこの連想は案外当たらずとも遠からず。「トゥニュ・ドゥ・ソワレ=イブニングドレス」という意味なんですって!納得!

ボトルもポンポンの飾りがついて華やかさもあるし、色も私が選んだパープルに近いですね。

カウンセリングの最後には、今日試した香りを「オン(仕事)」「オフ(休日)」「ドラマティック(特別な時)」の3つのシーンに分けて記されたカードを、ムエットと一緒に渡されました。

私のカウンセリング結果は・・・

【オンの香り】メシャン・ルー or オリス・タトゥー
【オフの香り】ギモーヴ・ドゥ・ノエル
【ドラマティックな香り】トゥニュ・ドゥ・ソワレ

 

となりました!

オンの香りの「オリス・タトゥー」は、『PARLE MOI DE PARFUM(パルル・モワ・ドゥ・パルファム)』の新作で、最初に「ギモーヴ・ドゥ・ノエル」を嗅いだ際についでに試させてもらったもの。

こちらもひっそり静かな雰囲気なのに凛とした強さ・かっこよさを感じられる作品で、またそのうちじっくり肌にのせて試してみたいと思える素敵なフレグランスでした。

こうしておよそ30分かけて香りを紹介してもらい、カウンセリングは終了。

最後には、『GOUTAL(グタール)』の最新フレグランスのサンプルもいただけてうれしかったです♪

久しぶりに色々なブランドの香りを試す機会にも恵まれて、それぞれの香りの細かい説明も丁寧にしてくださったので楽しかったです。

が、マスクしてアクリル板越しで、すぐ近くでも別の人たちが接客を受けているという環境でしたので、ソムリエールさんの話し声が若干聞き取りにくかったのは残念でした。

また機会があったら、今度は広々とした環境で香水のボトルたちに囲まれた素敵な空間で受けたいです。

[4]『GUERLAIN』のパーソナルフレグランスコンサルテーション

「サロン ド パルファン」開催5日目の日曜日、今度は『GUERLAIN(ゲラン)』のフレグランスコンサルテーションに参加してきました。

昨年は会場内にある『GUERLAIN(ゲラン)』の広い特設ブースのソファ席で優雅に受けることができたのですが、今年は場所を伊勢丹本館向かいにある伊勢丹会館の一室に移しての開催。

広い部屋に『GUERLAIN(ゲラン)』のタペストリーがかけられて特別感はありましたが、香水や香りを試す道具などは机のアクリル板越しで気軽には手に取れない形になっていて、少し寂しく感じてしまいました。

また、ほか他の人が完全にいない1対1の個室環境なので、試験の面接を思い浮かべてしまい、なぜか少し緊張してしまいました(笑)。

コンサルの内容は昨年同様です。

まずは簡単にブランドの説明があり、次に求める香りのヒアリングがありました。

私は最近、コロナ疲れもあってか気分がトーンダウンしている部分もあったので、気持ちをしゃきっとさせてくれる香り、仕事中などの日中でも広く使えるような、心を鼓舞してくれるような香りが欲しいとお伝えしました。

次にタブレットを使い、シトラス・フローラル・オリエンタル・シプレウッディの4つの香調をイメージ化した風景や物の画像を見ながら、どれが今の気分に合うかを選びました。

同じことを昨年も試していますが、私は今年もまたシプレウッディに心が惹かれたのでそちらをチョイス。

そのほか、食の好みや香りにまつわる記憶、また、どんな香料が香水に入っていたらうれしいか、『GUERLAIN(ゲラン)』のフレグランスで使ったことのある香りはあるか、などの問いがあったのも昨年同様です。

次に7種類のシンプルな香りがつけられた磁器製のベルのようなものを2つずつ手に渡されて、どちらがより好みかを回答していきます。

何の香りなのかは明かされず、単純に好き・嫌いを答えていくもので、こちらも昨年受けていますが、今年は去年以上に好き嫌いのラインが曖昧になっていたような…

それだけ、今は心も疲れていたり迷いがあったりするということなのでしょうか。

明らかに大好きという香りも苦手と思う香りもなく、どれも全部そこそこいい、と思ってしまい、自分でも主体性がないなぁと少し反省してしまいました。

それが終わったら、いよいよスペシャリストの方が私に合う3つの香りを選んでくれます。今回はどんな香りが選ばれるのでしょうか?

3つの香りのムエットが用意されましたが、もちろんまだこの段階では商品名は明かされません。

最初の香りは、スパイシーだけどパウダリーで奥底に熱いものを秘めているような、不思議なバランスの香り。連想する色は純白。少しだけメタリックな印象もあります。

香り立ちは静かなようで徐々にクレッシェンドしていくのも面白い部分で、「なんの香りかはパッと分からないけど気になる香り」といった印象でした。

2番目に試した香りは、花の蜜を取り出したような、こっくりと甘く丸みを帯びた香り。だけど後味がスッキリしていて、嫌味がないバランスのとれた香りです。

私の思い描いていた“鼓舞してくれる香り”とは方向性が違いましたが、これは確かに嗅いでいると気持ちが明るくはなれます。

色はなんとなく光沢のあるツヤツヤした黄色やゴールドを連想しました。

最後に登場した香りは、ひと嗅ぎして衝撃を覚えるほどのインパクトが強い香り。これぞ「ザ・ゲラン!」とも言えるゲルリナーデ(ゲラン独特の香調)が前面に出てきて、とにかく香りの主張がすごい!!

今のような気分が多少弱っている時には、心して使わないと香水に飲み込まれてしまいそう…そんな風にこちらが怖気づいてしまうくらい、堂々とした風格のある香りでした。

ただ、これは職場でつけるには目立ちすぎるかも?

3つとも全てムエットで試香したところで、ようやく正体が明かされました。

今回選ばれたのは・・・


① ル・スワソントユィット・オーデパルファン


② パトリモワンヌ・モン・プレシゥー・ネクター


③ シャリマー(香水)

以上の3つでした!

どれも「多分アレかな?」と嗅ぎながら想像していたのですが、「シャリマー」以外はハズレ。自分の鼻がいかにあてにならないか、思い知らされました(笑)。

[5]思いがけず迎え入れた香り「ル・スワソントユィット」

3つの香りは、いずれもムエットで嗅いだ後に直接肌にもつけて試しました。

スペシャリストの方にも嗅いでもらった結果、どれもいいとのことでしたが、個人的に一番気になったのは最初の「ル・スワソントユィット」

何回聞いても名前が覚えられず、ゆっくり言ってもらったり書いてもらったりしてようやくこの記事を書く頃に覚えることができました(笑)。

この香りの存在は知ってはいたのですが、ちゃんと嗅いだのは今回が初めて。

ボトルに「68」と書かれていたので、ずっと「ろくじゅうはち」と呼んでいたのですが、それのフランス語読みが「スワソントユィット」らしいのです(難しいですね、フランス語)。

なんで「68」かと言いますと、パリのゲラン本店がシャンゼリゼ通り68番地にあるのだそう。

その本店は2013年に「ラ・メゾン・ゲラン」としてリニューアルオープンしたのですが、その際にゲランの5代目調香師ティエリー・ワッサーが「ゲランそのものを具現化した香り」として生み出したのがこの「ル・スワソントユィイット」なんですって。

記念すべき香りということで調香師自身も力を入れた作品だそうですが、クラシックとモダン、クールとホット、柔らかさと硬質さといった具合に、相反するイメージを内包していて、そこが不思議な魅力をたたえた香りになっています。

トップで気になったスパイシーな香りの正体はカルダモンでした。

そこにローズやイモーテルフラワーといったフローラルがかすかに香り、ラストに向けて静かにヘリオトロープやベンゾインのパウダリックな温もりが広がっていくさまは、みずみずしくもふんわりしていて、これもまた面白く感じました。

そして最初に私が連想した“白”ですが、お話を聞いたら「ラ・メゾン・ゲラン」の建物が白亜だそうで、そうした要素も香りだけで使い手に伝わるような作りになっていたことに驚きました。

コンサル後は本館2階の『GUERLAIN(ゲラン)』のコスメカウンターへと案内されました。

なぜ香水売り場ではなくコスメカウンターなのだろうと不思議に思ったのですが、これは1階のゲランブースが大混雑だったためのようです。

せっかくなら、香水に囲まれた中で改めてほかの香りも見てみたかったのですが、今年はいろいろとイレギュラーなのも仕方ないですよね。

今年のコンサルでは、去年の「サムサラ」を嗅いだ時のような衝撃的な出会いはなかったので最初は買うつもりがなかったのですが、「ル・スワソントユィット」はそこまでメジャーすぎず他とあまりかぶらない香りと言われ、試してみるのもいいかも、と思って、結局購入に至りました。

ボトルの裏面には、香りのインスピレーションのもととなった「ラ・メゾン・ゲラン」の外観のイラストが描かれています。

思いがけず迎え入れた香りでしたが、先日これをつけて会社に行ったら同じ部署の子から「普段と違う上質な香りがする!その香り好き!」と言ってもらえたし、自分の肌にも合っているので、今となってはわりと気に入っています。

[6]イベント限定の購入プレゼント

ところで今回購入に至ったのは、『GUERLAIN(ゲラン)』の購入ノベルティがルームスプレーだったことも関係していました。ぜひ欲しい!と思っていたのですが、当日、お会計の際に用意されず…

聞いたら、そのノベルティのルームスプレーも先着順でなくなり次第終了で、既に品切れしていたのでした。残念!でも『GUERLAIN(ゲラン)』のコンサルを受けたのは会期後半だったので、仕方ないですね。

代わりに、オリジナルのフレグランスキャンドルをいただけました。

ただ、私は先日記事にしたとおり、今年は『diptyque(ディプティック)』のアドベントカレンダーも買っていてキャンドルはたくさんあるので、何か別のものの方がやっぱり嬉しかったかも(笑)。

そのほか、基礎化粧品のサンプルや香水サンプルもいただけました!

また「サロン ド パルファン」での購入特典として、12月中に再度伊勢丹新宿店の『GUERLAIN(ゲラン)』で税込5,500円以上買い物をするとオリジナルフレグランスキャンドルがもらえる、というカードももらえました。

今回もらったのとはまた別の香りのキャンドルのようなので、また来月ショップを覗いて詳細を聞いてこようと思います。

今回の『GUERLAIN(ゲラン)』フレグランスコンサルテーションでは、スイーツが好きと話したせいか甘い香りが選ばれがちでしたが、本当は今の気分だと甘さより爽やかさを求めていて、ちょっと方向性が思っていたのと違ったかな?という印象でした。

が、頭で考えているのと心で感じるものはきっと違うのでしょうから、こうして選ばれて出会えた新たな香りは、きっと今の自分にふさわしい香りなんだろうなと信じて、しばらく馴染むように日々使っていきたいと思います!

[7]「サロン ド パルファン2020」を振り返って

今年の「サロン ド パルファン」は新型コロナウィルスの影響で、例年とはかなり趣が異なりました。

新宿伊勢丹での会期は一週間と昨年よりは長かったのですが、フレグランス売り場でのみの開催かつ各ブランドの商品紹介が主ということで、いつも新しいブランドとの出会いの場という側面から楽しんでいる身としては、少し物足りなさを感じました。

密を避けるために入場が制限されていたり、自由にテスターに触れられなかったりと、窮屈な思いをする場面も多くありましたし、各ブランドの限定キットなども早い段階で完売して初日に行っても購入できず、欲しかったノベルティももらえず…

何より、「サロン ド パルファン」で私が毎年楽しみにしているのは、普段は知ることのできない香りの裏話を聞いたり、商品を構成する香料に触れたりすることなので、セミナーやトークショーがほとんどなかったのがとても残念でした。

それでも、このような非常事態の中で香りの祭典が中止されずに開催されたことだけでも、ありがたいことですよね。

新型コロナウィルスの登場以降、私たちは新しい生活様式の実行を余儀なくされ、これまでと同じような環境を維持することもままならなくなっています。

来年の「サロン ド パルファン」はまた例年のように大規模になって帰ってきて、みんなが自由にたくさん香りに触れ、賑やかにフレグランス業界を盛り上げていけるようになっていればいいなと願うばかりです!

 

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