
インフルエンザってどんな病気??
毎年猛威をふるうインフルエンザ。
かかってしまうと1週間前後仕事や学校に行けなくなるため、できればかかりたくないですよね…。
まずは知ることが予防への第一歩!インフルエンザについて調べてみました。
1.インフルエンザと風邪ってなにが違うの?
2.インフルエンザを防ぐには?
3. インフルエンザを見極めるのは難しい?
4.インフルエンザにかかってしまったら?
5.インフルエンザには種類がある?
6. 予防接種を受けてもかかる可能性がある?
インフルエンザと風邪ってなにが違うの?
風邪もインフルエンザもウイルス感染によって引き起こされますが、インフルエンザの方が症状が重く、感染力も強いです。
風邪の症状は、のどの痛み、くしゃみ、鼻水、咳などが中心です。
一方、インフルエンザは、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が突然現れます。
インフルエンザの場合、全身に症状が現れるのです。
強い悪寒、全身の倦怠感、38度を越える急激な発熱といった症状が出た場合は、インフルエンザを疑いましょう。
インフルエンザを防ぐには?
インフルエンザの予防方法は、ワクチン接種や、免疫力を高めたり、マスクなどでウイルス感染を防ぐなどがあります。
ワクチン接種は、インフルエンザが流行する前の11月頃(遅くとも12月まで)に受けておくと良いでしょう。

「免疫力を高めると言っても何をしたらいいの?」とお困りのあなたへ!
実は、免疫細胞の約6割が「腸」に存在しているということをご存知でしょうか?
腸は、細菌やウイルスなど体に有害なものは便として排出し、食べ物や飲み物などの栄養は吸収します。
腸内環境が整うと、免疫細胞が強くなるので、免疫力が高まるんです!
腸内環境を整える代表的な食品はヨーグルトですが、その他に、
・食物繊維の多いバナナやゴボウ
・乳酸菌を多く含むキムチや漬物
などもおすすめです。是非お食事に取り入れてみてくださいね♪
ストレスやお酒の飲みすぎ、煙草の吸い過ぎ、睡眠不足は腸内環境を悪くする要因になりますので気をつけましょう!
インフルエンザを見極めるのは難しい?
インフルエンザの検査は、のどや鼻から採取した粘液を調べます。
インフルエンザは、感染して間もない場合は、ウイルスが少なく、陽性の反応が出ないことがあります。
そのため、病院へ行ってもインフルエンザとは診断されず、翌日にもう一度来るように言われることもあるようです。
また、症状が出てから48時間以内に抗インフルエンザ薬を使用することが有効です。
つまり、検査を受けるタイミングは早すぎても遅すぎてもいけないということになりますが、自己判断が難しいので、
高熱が出るなどの症状が出たときは早めに病院へ行きましょう。
インフルエンザにかかってしまったら?
安静にすることはもちろんのこと、他の人にうつさないように気をつけることも大切です。

・十分に体を休める。特に睡眠をしっかりとる。
・こまめに水分を補給する(スポーツ飲料がオススメ)。
・周りの人にうつさないようにマスクを着用する。
・外出は控える。
特に家族と一緒に住んでいる場合は、別の部屋で過ごす、食器やグラス、タオルなどは共用しないなど念入りに対策しましょう。
食べやすいヨーグルトやゼリー、消化の良いうどんや豆腐などがおすすめです。
インフルエンザには種類がある?
インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の3種類あります。
それぞれの特徴は下記の通りです。
【A型インフルエンザ】
最も流行するのがこのA型インフルエンザです。
B型、C型よりも症状がひどいと考えられています。
通常、一度かかると、体内に免疫が作られますが、A型は形を変えて進化するため、作られた免疫では対応しきれず、
ワクチンの予測も立てにくいようです。
38度を超える高熱はもちろんのこと、呼吸器系の合併症や、関節痛やのど痛みなどの症状が出ます。
場合によっては、脳炎や脳症の合併症を引き起こすこともあるようです。
【B型インフルエンザ】
以前は流行しない年もあったようですが、近年は毎年流行しています。
しかし、A型インフルエンザほど大きく広がることはあまりないと考えられています。
下痢やお腹の痛みなどの症状が出るのが特徴です。
【C型インフルエンザ】
一度体内で免疫が作られると、その免疫がずっと持続すると考えられています。
そのため、再びかかっても、普通の風邪だと思う可能性があります。
また、ほとんどの大人が免疫を持っているため、感染しにくいです。
4歳以下の幼児がかかることが多く、鼻水など、インフルエンザとしては症状が軽く済むことが多いようです。
予防接種を受けても可能性がある?
予防接種を受けたからと言って100%インフルエンザにかからないわけではありません。
そもそも予防接種が具体的にどんなものなのかご存知でしょうか?
予防接種とは、毒性を弱めた病原体を前もって投与することで、その病原体に対する抗体を作らせ、病気にかかりにくくすることです。
このときに投与する毒性を弱めた病原体のことをワクチンといいます。

だから、人によっては予防接種を受けた時に軽い風邪のような症状が出るんだね。
そのときの体調によってウイルス感染を起こしたような状態になるわけだ。
また、体内で作られる抗体の量は人によって異なるため、効果には個人差があります。
予防接種を受けたことでインフルエンザを予防できる確率は60%前後だと言われています。
しかし、少しでも予防できる確率を上げるために受けておいたほうが良いでしょう。
また、予防接種をして抗体の効果が最も発揮されるのは1か月後です。
インフルエンザのピークは1~2月なので、逆算して、11月上旬~12月前までに受けるとよいでしょう。
ちなみに予防接種で出来た抗体は、ずっと身体に残るわけではないので、毎年予防接種をする必要があります。
これからどんどん寒くなります。
インフルエンザにかからないためにも、皆様無理をされず、しっかり休養をとるようにしてくださいね☆
フロムココロお客様係の木下です。
健康に関する情報をお届けしますので、ぜひ見てくださいね♪